アスリートの超人的な動きについて、様々な面から考察するために立ち上げました。
高いパフォーマンスを発揮するために、どうやったらヒトの動きを上手く導くことができるのかを、科学論文を含んだ上で、あくまで個人の仮説・アイデアを述べていきます。
選手の動きをデザインする = movement design
選手が高いパフォーマンス発揮と障害予防を両立できる動きについて、考えていきます。
障害予防として正しい動きは、パフォーマンスの観点から考えると非効率な場合もあります。理学療法士やトレーナーが考える動きと、選手の感覚にズレが生じることが多々あります。原因は、選手の個性や動きを考慮せずに、科学的に正しいとされる方向に導こうとすることで起こります。
医学の世界では医者の経験やエビデンスを重視することで、患者の訴えを聞かずに治療することで、医療事故が起こるメカニズムとよく似ています。
科学ベースで語るのではなく、選手の生の声や指導者の意見に、根拠をつけるための内容を中心にしていきます。
トップアスリートのアートの部分と一流研究者のサイエンスの部分を混ぜ合わせたアイデアを考えていきます。
デザイン思考を取り入れた、選手・指導者のためのアイデア
デザイン思考とは何か?
デザイナーがこれまで感覚的・習慣的にやっていた行動を言語化して、デザイナー以外の人でも実践できるようにしたものとされています。
デザイン思考に必要なもの
- 観察する
- 共感する
- アイデアを拡散する
- アイデアを収束する
- 具現化する
簡単なプロセスとしては以下のようになります。
本当に解決したい課題は何かを問う
観察などの情報を通じて、対象者の行動やニーズを理解する
観察・調査に基づいて、課題を解決するための方法を自由に考える
仮説を検証し、アイデアを具現化する
実際にアイデアを実行して、フィードバックを得て、ブラッシュアップする
アイデアを他者と共有するための、ストーリーを考え、発信する
デザイン思考はあくまでユーザーを中心にした問題解決のための思考法であり、「使うもの(Tool)」というより「身につけるもの (Mindset/Skill)」である。
btrax (ビートラックス) HP
常識を疑いながら、共感の得られるアイデアを提供する。
一般的な常識は、世間に浸透しているため、この固定観念を覆すことは容易ではありません。最先端の科学では、否定されていることも現場では往々にして指導されています。根拠を示しつつ、常識を疑い、常に知識と思考のアップデートが行なえるように配慮した内容に取り組みます。
Recent Posts