雑記ブログ100記事書いて分かったこと

2020年より本格的にブログを開始して、実際に分かってきたこととブログをやるべき意義について個人的な意見をまとめます。

3ヶ月弱で100記事書いて分かったこと

ブログを始めたら100記事3ヶ月続けられたら、どうなっているかという話です。

とりあえず、雑記ブログでは稼げません

最初はブログであわよくば副収入でも入るものかと思って初めてみましたが、全く稼げる気配がないので、アフェリエイトを外しました。

その理由は後で述べますが、下記が2020年3月の1ヶ月の結果です。

1ヶ月で10000PV行かないくらいで、毎日平均して300PVほどの計算で、多い日でも1日500PVくらいです。実際に、ブログを見ている人は1日50人〜100人くらいの結果です。1ヶ月で700〜800人くらいのユーザー数となっています。

サイトの名称(movement-design)から、米国のユーザーもいるようで、海外の文献を入れた内容を書いているので、外からのアクセスもあるようです。

稼げるようになるには月間100万PVくらいは必要です。

3ヶ月でおおよその結果がわかったので、方向性を変えました。

ブログを書いた理由

・論文作成とブログでは、仮説ー検証の質が異なる

 → ブログは読者の反応が数値化できる

・思いつき、アイデアを載せることができる

→ 面白いと思ってくれる人が受け取ってくれればOK

・自分の作成した資料をネットで検索できる

 →  自分のPCよりもGoogleの検索の方が最強!

・講演資料の配布の手間が省ける

 → 講演後に資料が欲しいという要望が多いので、時間削減

稼ぐためには、稼ぐための書き方をする必要があるので、私はそちらはやめています。アクセス数を稼ぐには、自分の書きたいことではなく、みんなが知りたいことを書く必要があると言われています

個人的は自分の考えに興味をもってくれるファンを一人でも増やす方が、価値があると思って、このスタイルにしています。

ブログと論文の決定的な違い

仕事柄、本来は学術論文を書く側の人間ですが、論文とブログには決定的な違いがあることから、Blogを書き始めました。

私がブログを書いている一番の理由は、論文だと“誰にどの程度読まれているか” 全くわからないことです。

仮説ー検証を繰り返すのが好きな人間なので、自分のアウトプットに対するフィードバックがないとモチベーションが保てません。

英語で論文を書きますが、驚いた事件が2つあります。

一つは、自分の論文(研究)が盗作されて出されていたのをネットで発見したこと。

二つ目は、自分の論文が海外の一流大学院の授業資料に使われていたこと。

どれも私が直接発見したわけではなく、発見した知り合いが教えてくれました。

論文を書いても、読むのは限られた専門家だけなので、その論文がどの程度の影響を与えているのか実感として分からないのです。

いろいろなメディアの中でも、自分の考えを伝えて残りやすい方法として、ブログがちょうど良いと感じています。

論文というもの・・

このブログの読者は、研究者よりも現場で働く理学療法士やトレーナー、学校の先生が多いので論文とブログの大きな違いを説明します。

論文のメリットとデメリットを紹介します。

論文は自分が行った研究を、特定の科学雑誌に投稿して、査読を受けた上で内容が精査され掲載されます。

学術論文は、専門性が高く文章が論理的に書かれているため、世界的に通用する読み物です。自分が研究して発見した内容を、世界中に向けて発信する重要な作業です。

研究者として、生きていくためには最も重要な評価物と言えます。

一方で、論文は専門用語を使い、言葉の定義を明確にして使うルールがあり、事実を適確に表すために文章が論理的で長くなってしまいます。

また、個人の仮説や考えはバイアス(偏った考え)として処理されます。

臨床的 or 研究的

臨床家と研究者の思考の違いは以前も述べましたが、どちらがいいというものでもありません。

日本の理学療法業界では臨床系の方が圧倒的に人気があります。一方で、海外の先進国では研究系の思考ベースがないと理学療法士として認められないことの方が多いです。

日本はおもてなし文化や空気を読む文化があるので、明確な数値ベースでの一般的な対応よりも、より具体性の高い対応の方が馴染みがあります。

このサイトは、臨床と研究をつなぐことを中心にした内容が柱となっていますので、興味のある人に一人でも多く届けば充分ではないかと思います。

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